地域別に回線を見る
以下ではアジア太平洋、北米、欧州、その他の地域ごとに、代表的な回線の国・都市・タイプとストリーミング対応状況をまとめています。「回線タイプ」は接続方式を示し、企業向けのポイントツーポイント型IEPL専用線、中間ノードを経由する中継回線、対象地域へ直接接続する直結回線の3種類があります。「ストリーミング対応」は、その回線で安定して利用できるプラットフォームを一覧にしたもので、ステータスは「対応済み」と「対応準備中」の2段階です。
アジア太平洋
中国香港 · 日本 · シンガポール · 中国台湾 · 韓国 · マレーシア · タイ| 国・地域 | 都市 | 回線タイプ | ストリーミング対応 |
|---|---|---|---|
| 中国香港 | 香港 | IEPL専用線 | NetflixYouTube |
| 日本 | 東京 | 直結 | NetflixYouTube |
| シンガポール | シンガポール | IEPL専用線 | NetflixDisney+ |
| 中国台湾 | 台北 | 中継 | YouTube |
| 韓国 | ソウル | 直結 | Netflix |
| マレーシア | クアラルンプール | 中継 | YouTube |
| タイ | バンコク | 中継 | — |
北米
アメリカ · カナダ| 国・地域 | 都市 | 回線タイプ | ストリーミング対応 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | ロサンゼルス | 中継 | NetflixDisney+HBO |
| アメリカ | サンノゼ | 直結 | YouTube |
| アメリカ | ニューヨーク | 中継 | NetflixHBO |
| カナダ | トロント | 中継 | Netflix |
欧州
イタリア · ドイツ · イギリス · フランス · オランダ| 国・地域 | 都市 | 回線タイプ | ストリーミング対応 |
|---|---|---|---|
| イタリア | ミラノ | 直結 | YouTubeHBO |
| ドイツ | フランクフルト | 中継 | Netflix |
| イギリス | ロンドン | 中継 | NetflixHBO |
| フランス | パリ | 中継 | YouTube |
| オランダ | アムステルダム | 中継 | — |
その他
オーストラリア · ブラジル · アラブ首長国連邦 · インド| 国・地域 | 都市 | 回線タイプ | ストリーミング対応 |
|---|---|---|---|
| オーストラリア | シドニー | 中継 | Netflix |
| ブラジル | サンパウロ | 中継 | YouTube |
| アラブ首長国連邦 | ドバイ | 中継 | — |
| インド | ムンバイ | 直結 | YouTube |
3つの回線タイプの選び方
回線タイプは、国際通信の安定性・遅延・コストを左右します。仕組みを理解してから用途に合わせて選ぶほうが、ノードを片っ端から試すより効率的です。
IEPL専用線
ポイントツーポイント・エンタープライズ向けIEPL(国際イーサネット専用線)は、通信事業者が提供するポイントツーポイントの企業向け回線です。両端の間で帯域を専有するため、他のユーザーと帯域を共有しません。夜間ピーク(19:00〜23:00)の混雑時間帯でも、共有回線に比べて速度の変動が小さく、ビデオ通話やファイル転送が途切れにくくなります。
安定性が重視されるシーンに向いています。クロスボーダー業務、ビデオ会議、AIツールの利用、夜間の動画視聴などです。コスト面では、専用線の調達・運用費用が中継や直結より高いため、主に香港やシンガポールなどの主要ハブに配置されています。本数は限られますが品質は安定しており、夜間ピーク時の第一候補です。
中継
カバレッジが広い・コスパ良好中継回線は1つ以上の中間ノードを経由してトラフィックを転送します。柔軟にスケジューリングでき、リアルタイムの状況に応じて複数の上流回線を切り替えられるため、可用性はスケジューリングでカバーされます。中継はカバレッジが最も広い回線タイプで、多くの地域でデフォルトの選択肢になっています。
日常のブラウジング、メール、SNS、ストリーミングに向いています。コストは専用線と直結の中間で、コスパに優れます。夜間ピーク時の安定性は中間ノードの品質と負荷に左右されるため、予備の回線を1〜2本確保しておき、変動があれば手動で切り替えるのがおすすめです。
直結
経路が短い・低遅延直結回線は出口が対象地域に直接接続され、中間ノードを経由しないため経路が最短です。ルーティングが良好な場合、直結は通常もっとも遅延が低く、遅延に敏感で即時応答が必要なシーンに向いています。
ゲーム、低遅延アプリ、一時的なアクセスに向いています。直結はコストがもっとも低い一方、回線品質は現地通信事業者のルーティング状況に依存するため、夜間ピークに変動が出ることがあります。予備の回線を複数試しておき、1本だけに長期間依存しないようにしましょう。
3つのタイプに絶対的な優劣はありません。安定性重視ならIEPL専用線、カバレッジとコスパを重視するなら中継、遅延に敏感なら直結を選びましょう。クライアント内でワンタップ切り替えできるので、1本に固定する必要はありません。
用途別の回線選び
用途によって安定性と遅延への要求は異なります。以下ではよくあるシーン別に選び方の方向性を示します。実際の利用時はクライアント内の状態表示を基準にしてください。
Web閲覧とSNS
Webサイト、メール、SNSは回線への要求が高くありません。自分に近い地域の回線を優先しましょう。アジア太平洋地域の中継または直結回線で開く速度が十分なら、あえて専用線を選ぶ必要はありません。
Netflix、YouTubeなどのストリーミング視聴
ストリーミングは帯域と安定性への要求が高く、夜間のピーク時に特に顕著です。香港、シンガポール、アメリカの回線はNetflix、YouTubeへの対応が比較的充実しているため、IEPL専用線を優先すると、バッファリングや画質の変動を抑えられます。
ChatGPT、Claude、Geminiへのアクセス
AIサービスには安定した国際回線が必要で、頻繁な切断は作業の流れを中断させます。香港、アメリカ、日本の回線は各サービスに対応済みです。IEPL専用線を優先すれば、夜間ピークでも利用し続けられます。
オンラインゲームと低遅延アプリ
ゲームは遅延に敏感です。対象ゲームサーバーがある地域の直結回線を選ぶのがもっとも直接的です。日本サーバーのゲームなら日本の直結、米国サーバーのゲームならアメリカの直結を選びましょう。ルーティングに変動があれば予備の回線に切り替えてください。
ビデオ会議とクロスボーダー業務
ビデオ会議は速度よりも安定性が重視されます。1回の切断で重要な内容を聞き逃す可能性があります。時差をまたぐ会議が多い場合は、香港やシンガポールのハブにあるIEPL専用線を優先し、会議開始前にもっとも安定した回線に切り替えておきましょう。
110以上の国と地域、190以上の回線
アジア太平洋、北米、欧州、中東、南米、オセアニア、アフリカの主要地域をカバーしています。香港・マカオ・台湾、日本・韓国、東南アジア、欧米の主要都市には回線が配置されており、クライアント内で地域別にすばやく絞り込めます。
- アジア太平洋
- 北米
- 欧州
- 中東
- 南米
- オセアニア
- アフリカ
上記は地域分布のイメージです。実際の回線はクライアント内のリストをご確認ください。
回線に関するFAQ
このページの回線一覧がすべてですか?
いいえ。このページでは各地域の代表的な回線とタイプ分布を紹介し、回線構成を把握しやすくしています。クライアント内の一覧は接続の進捗に合わせて更新されるため、完全な一覧はクライアントをご確認ください。
一部のストリーミングが「対応準備中」なのはなぜですか?
Disney+ と HBO は現在対応準備中で、回線一覧とクライアント内では琥珀色のバッジで表示されています。対応済みの Netflix、YouTube は問題なく利用できます。対応が完了するとステータスは「対応済み」に更新されます。
夜間ピーク時に安定しているのはどのタイプですか?
IEPL専用線はポイントツーポイントの企業向け回線で帯域を専有するため、夜間ピーク時は中継や直結より安定します。安定性が重要なシーンでは、IEPL専用線を優先してください。
回線の変更に追加料金はかかりますか?
いいえ、かかりません。サブスクリプションプランとデータパックには回線アクセスが含まれており、クライアント内で自由に切り替えられます。同時接続台数も無制限です。
回線はどうやって使いますか?
登録後、クライアントにサブスクリプションリンクをインポートし、目的の地域の回線を選んで接続するだけです。詳しい手順ははじめてのガイドをご覧ください。